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ハーパーの覚醒 [MLB]

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ブライス・ハーパーは2010年ドラフトにおいて全体1位でWASから指名をされた超有望株選手です。
ドラフト前のアマチュア時代から将来を有望され、アメリカの有名なスポーツ雑誌の表紙を飾るなど異例の待遇を受けてきたことからも最高の逸材と評価されていることが分かります。
2012年からメジャーでプレーしていますが、下馬評が大きすぎたせいか2014年までは苦労していました。といっても年齢を考えれば十分すぎる成績ですが。
それが、2015年のシーズンでは.330/42/99のOPS1.109とやっと期待通りに数字に表れた形となりました。2014年シーズンは.273/13/32のOPS.768でしたから、「覚醒した」という言葉がぴったりです。

この成績となったのはボールの見極めが大きな要因でしょう。
まず注目すべきはカウント別打率。去年は初球が.297だったのに対し、.417まで上昇。初球スウィング率は逆に低くなっています。打ちごろの球を見極めて初球からチャレンジすることができるようになったのでしょう。
これは追い込まれてからのデータからも分かります。打率は去年が.163で今季は.221で本塁打数は3→14本と大幅に増加しています。
また、今季は変化球に対する反応が圧倒的に違います。
去年は打率.215のOPS.563でしたが、今季は.303のOPS1.003。本塁打数も2→15と爆発的な飛躍です。

すでにスーパースターのオーラを持っていたハーパーが成績的にもトッププレイヤーとなり、来季以降の活躍がとても楽しみです。
先日の記事でご紹介したトラウトとともに将来のMLBの顔となるであろうハーパー。ぜひこのまま殿堂入りへの道を突き進んでほしいですね。



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